上流工程・品質勉強会を開催したよ

7月25日に上流工程・品質勉強会を開催しました。
一参加としては、非常に興味深い、大変有意義な勉強会だったと思います。

当日飛び込みもあり参加者30人弱、ゲストも含めて32人。

品質の話は思ったよりテストよりの話だった。興味深かった。

以下走り書き。
羽生さんのお話。
J-Saas
84.2% 5人以下
10.9% 6〜20人
20人の壁
要件とは何か?
必要条件・欠くことのできない条件

要望とは、ユーザがこうだったらいいなと思っている。→鵜呑みにするな
要求→こういう風にしてよ。
要件→ユーザと開発側が合意。合意形成されたもの。

要求精査+アイディアを織り込む=提案

納品検収完了で初めてお金が振り込まれる。
顧客満足度はその後。

自分の感想→地に足ついてるなー。積み重ね

全然上流ではない。中流
要件定義とは、自分たちのできる身の丈に合わせたものを作成。

要件定義は最後の砦。
初日からがーっと。まずは面を押さえる。面とは何か→一覧
抽象論をここでやってたら負け。
ステークスホルダー(利害関係者)
経済状態、外部関係の変化

アウトプット定義
全部そろえる。
システムからするとアウトプットだが、ユーザにとってはインプット。
何が出ればOKか。
項目レベルまできちんと詰めること。
この時点でDB設計を行う。
詰めるべきタイミングできっちり詰める。

不明なところは突っ込み返しをする。
インプット→アウトプット。
デリべーション。
否定表現に注意。


多分ここからパネルディスカッション?
RFPの前にお客に。
営業力
ISV
経験値積むために汗を流させてもらえる機会が減っているのかな?
世代間断絶がある。伝承のとぎれ。
上流工程に原因がある?
会社内だと結構ある。
コスト削減
こういう事は会社の知財だった。
オープンナレッジに。
abc 当たり前のことを、ぼやぼやせず、ちゃんとやる

失敗 当たり前のものをパッケージといって
成功 お客さんとがっちりスクラム組んでやったケース。
 お客はあまり本当の事を言わない。
 ex. a,b,cさんと一緒にいるときには言わないとか。
集合的意識
地方はRFPがほとんどない。

成功 お客に近いところで仕事をする。10年一緒
失敗 遠い

成功 5千万円とか金額が少ない案件(利害関係者少ない)
失敗 5億より多いとたいがい失敗
   社内は近すぎて逆にだめだったり。
   できない理由を言う。
   マネジメントに甘さは×
   
若い人、経験の少ない人、未経験者で構成されたチームの方が成功しやすい

要件を聞くではなく、作れる立場にいることが大事。

お客さんといっしょに
お客さんが要件を見て、なるほどねといったらまず成功。
要件をうのみにするな→御用聞きじゃなく

プロの価値
 
自治体はなるほどといってくれない。苦労する。
納得してくれる人でないといけない。

チームビルディング
リソースマネージメント
難しい
究極人月だから。原因。
値付けの仕方に問題がある。
技術力に値段がつかない。
お客に値段の尺度がない。
売り物になる努力をするべきでは?
(給料+会社のマージン)以外の

自分の感想→所謂本当の上流工程とか裏テーマにまでいったな

8H→30minでできるようになれ。
スキルアップの余裕ができる。
エンジニア→片手間でエンジニアをできるぐらいの。

プロと言わせる力。読む力。
察知する力。
コミュニケーション力

上流は汚い水を流すな。
無理矢理経験する場をつくる。
技術力は基本スペックだ。
折衝能力、ファシリティ能力、読み書き能力
脱線。SEの書く文章はひどい
観察力→自分以外の人に興味をもつ

自分の感想→自分いろいろ足りないYO!

SE→営業
自分の価値を伝える。
先入観を捨てる。もつな
もの作れる、技術だけ、では駄目
サービス業とはお客様から見るとプロなわけなんだから。いいわけしない。
アウトプット重要。



パネルはテーマから外れ気味だったけど、それも含めて非常に面白かったです。
というより、設定した側の裏話ですけど、羽生さんのブログに最近要求定義と要件定義は別という記事がのったりしていたのを知っていながら、あえて要件定義をテーマとして据えたので、ある種脱線は必然だったりします。そこだけにとどまらない論議を期待できるようなモデラーも選ばせていただきましたので。


終了後は懇親会、二次会、三次会までじっくりいろんな話ができました〜。
参加された皆様、ゲスト、スタッフの皆様ありがとうございました&お疲れ様でした。