Ruby会議が次で最終回という事であれば
地方で勉強会とか仙台Ruby会議とかやってて、いろいろ試行錯誤した自分の経験から、 Ruby会議について思うことをつらつらと書こうかと思ったけど、書き始めたら先に書かれた人達と相当かぶったので、さらっと。
Ruby会議のご利益とコスト
去年東北デベロッパーズコミュニティのイベントにて、吉岡さんが話してくれた資料からそのまま引用。
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20090305#p1
勉強会の法則 御利益>コスト 自然と続く 御利益=コスト 幹事の頑張りに依存 御利益<コスト 続かない
私見では・・・
Ruby会議の参加者は御利益のほうがコストを遙かに上回っている。
スポンサーは・・・どうなんでしょ?コストが上回っているのかな?スポンサーさんの意見が知りたい。
スピーカーはご利益のほうがコストを上回っていると思う。
で、スタッフの状態というのは、外から見てると、御利益とコストが同じかコストが多いという風に見えた。
一年に一回だからなんとか・・という感じ。
スタッフ(一部?)に依存している状態というのはやはり長くは続かない。
継続していくためには、スタッフのご利益がコストを上回るように、ご利益を増やすか、コストを減らすしかないけれど*1、高橋会長が次回で最後と宣言したということは、終わらせないと色々な施策が出来ない所まで来てるという事なのかなと思う。
だから、終わらせてみるというのは確かにありだとは思う。冷静に俯瞰する為には恐らくそれも必要。
人は結局その立場を経験してみないとわからない。上のもそんなことは内部ではさんざん議論されつくしてるよっていう内容かとは思う。だから来年が最後だというのなら、スタッフをやってみたいなと思う。
RegionalRubyKaigについて
角谷さんは否定するかもしれないけど、最初に発表した意図には負荷分散の意図があったのではないかと思う。
でも、Regional Ruby会議はRegional Ruby会議であって、The RubyKaigi の代わりにはならない。大事な事だからもう一度書く。Regional Ruby会議はRegional Ruby会議であって、少なくとも今のようなThe RubyKaigi を期待する人達の受け皿にはなりえない。The RubyKaigiはまさにThe RubyKaigi以外の何者でもないのだから。
再来年のRuby会議っぽいなにか
次回を受けて、再来年に開かれるであろうなにかではこうなるんではないかという、自分の勝手な予想、あるいは願望。
個人的には北陸アンカンファレンスとか、(昨年の)企画部屋みたいなものになにかヒントがあるのではないかと思ってる。
運営的テーマは委譲とModularity。スタッフだけじゃなく参加者(コミュニティ、団体)にもっと委譲したり、まかせてしまう。
公式に用意、注力するのはワンシングルトラックだけにして、後は全てアンオフィシャルに。
アンオフィシャルなものは、コンテンツ、回線、UST等全て参加者まかせ。部屋だけ確保。
朝から晩までハックするだけの企画部屋とか。
Rails3のようにコアは小さく、あとは部品化。参加者にレールを引かせる。
*1:そして多分コストを減らす一択